世界のトイレ情報

■ インドの概要
現地の言葉 ヒンディ語 
現地表記 シャウチャーラヤ カハン ハェ?
発音(読み方) 「シャウチャーラヤ カハン ハェ?」 
言語の解説 「シャウチャーラヤ」が「トイレ」、「カハン」が「どこ」、「ハェ」が「ですか」にあたります。インドには13もの公用語が存在します。ここで紹介するのは首都のニューデリーを中心に話されているヒンディ語。上のようなデーヴァナーガリー文字で記述します。
ヒンディ語については裏インドの者さんにご教授いただきました。 
トイレ事情概況 インドは水洗い文化圏。管理人のいるところはマメに掃除されているみたいですが、いない場合、壊滅的な場合がありますので覚悟を要します。トイレットペーパーはあまり備え付けられていないので、どうしても水洗いできない方は持参しましょう。また、ペーパーを流すことを前提とした太さの排水管になっていない場合があります。ペーパーホルダーのないトイレに紙を流す時は注意が必要です。 

大便器事情 / 小便器事情


■大便器事情
管理番号:IN100001 撮影年: (不明) 撮影地: ボンベイ
(空港)
IN100001
形状: 折衷式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 水洗式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 100%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 トランジットの際に寄ったボンベイ空港のものだそうです。しゃがみこみ式としても腰掛け式としても使える珍しい折衷式のものです。外国人も利用することを視野に入れてのデザインでしょう。もちろん空港という特殊なところにあるものなのでインドの典型的な例とはいえませんが珍しいので載せました。


管理番号:IN100002 撮影年: 1998年 撮影地: デリー
(ラールキラー(デリー城))
IN100002
形状: しゃがみこみ式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 水洗式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 100%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 デリー城の中にあったトイレ。モザイクによるトイレ表示がかわいかったのであまり行きたくはなかったけど思わず寄ってしまいました。モザイクの写真など撮っているとさっそく集金係(?)のお兄さんが近寄ってきます。個室の鍵を開けてくれたり、ポンプの水を出してくれたりえらいサービス。案の定チップを要求されましたが…。形式としてはインドでよく見られる金隠しなしのしゃがみ込み式。使用後は手前のバケツの水で処理します。お金を取るだけあって結構清潔。ちゃんとドアには鍵もしまります。これなら女性も安心です。合格点。


管理番号:IN100003 撮影年: 1998年 撮影地: デリー〜ヴァラナシ間
(マガドゥエキスプレス車内)
IN100003
形状: しゃがみこみ式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 水洗式
便座の向き:
扉の個室隠蔽率: 100%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 デリーからヴァラナシに移動するときに乗った列車のトイレ。この足おきに足を乗せて用を足します(手前を向いてちょうど穴の上にお尻が来る形にしゃがむ)この足おきは底から数センチの高さにもりあがっており、水は足おきの間を縫うようにカマボコ型の溝全体を流れます。男性の小用の際は足おきに大の場合とは逆に足を置いて写真上方を向き、左上に見える金属板に向かって用を足します。どちらの向きにも使えるスグレモノ。ただししゃがみこんで用を足しているときは列車の揺れで金属板にお尻をついてしまわないように気を付けて。 ちなみにエアコンクラスの寝台車なので客層もそれなりであることを加えておきます。


管理番号:IN100004 撮影年: 1998年 撮影地: アグラ
(ホテル・アマール)
IN100004
形状: 腰掛け式
後処理の方法: その他
(紙拭き式・水洗い式)
見かけ上の消却方法: 水洗式
便座の向き:
扉の個室隠蔽率: 100%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 ホテル・アマールはアグラの中級ホテル。外観はシケてますが、部屋はとてもきれいでした。トイレもこの通り。ちゃんと紙も使えます。しかし、特筆すべきはやはりインド人向けに手桶+水道があること(写真右手のトイレットペーパーの下に注目)。これなら手桶に水をくんでおくことを忘れても大丈夫ですね。


管理番号:IN100005 撮影年: 1998年 撮影地: アグラ
(アグラ城)
IN100005
形状: しゃがみこみ式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 水洗式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 100%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 タージマハルに次ぐアグラの観光地アグラ城のトイレ。やはり集金お兄さんがいます。一人5Rsもとられましたが集金トイレだけあって中は清掃が行き届いています。写真のようなインド式の他に洋式の腰掛け式も完備。さすがは観光地。外国人を意識しているようです。


管理番号:IN100011 撮影年: 2004年 撮影地: ジャイプール
(空港)
IN100011
形状: 腰掛け式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 水洗式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 100%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
印度空港での女性用、洋式トイレです。紙はありませんが、桶があります。
ただ、便座はありません(^^;(投稿:tamiさん)
管理者コメント:
空港のトイレですから、紙・水どちらにも対応したトイレのようですが、メンテナンスの問題でしょうか紙が切れているのが惜しまれます。インドもよく便座のないトイレを見かけますね。腰掛け式の使い方がわからない人が便座の上にしゃがもうとして割ってしまうのでしょうか??


管理番号:IN100012 撮影年: 2001年 撮影地: ヒマーチャル・ツーリズムズ・タンタージュ・コロニー・サルチュ
(テント村)
IN100012
形状: 腰掛け式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 水洗式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 100%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
マナリからラダックへ抜けるバスを利用する際、一泊するテント村のト
イレテントです。
冬は雪で埋もれるため、夏の間だけの設置と思いますが、一応の水洗です。ただし、桶で水を汲んで流さねばなりません。すぐ後ろが崖のため、たぶんそちらに垂れ流しです。(投稿:fkuboさん)
管理者コメント:
こんなテント村なのにもかかわらず、腰掛け式で水洗というのが泣かせます。外観と内部のミスマッチがいい。


管理番号:IN100013 撮影年: 2001年 撮影地: スピティ地方の村
(不明)
IN100013
形状: しゃがみこみ式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 落下式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 0%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
一見ゴミ捨て場の様ですが、トイレです。「トイレは何処ですか?」と村人に聞いて指さした建物の裏に回ったらこの状態。個室?が4つ並んでいました。外にいきなり便器がある状態です。男女の区別ももちろんなし。チベット人は民族衣装の裾が長いため、女性でも結構トイレ以外のところで用を足しておりました。下記の図の○の部分が便器(穴)です。
┌─┬─┬─┬─┐
│○│○│○│○│(投稿:fkuboさん)
管理者コメント:
中国人もビックリの扉なしトイレです。民族衣装の裾が長いとトイレがのドアは必要ないのかもしれません。


管理番号:IN100014 撮影年: 2001年 撮影地: スピティ
(キーゴンパの麓のテント村)
IN100014
形状: しゃがみこみ式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 放置式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 0%
仕切の個室隠蔽率: 70%
   
投稿者コメント:
カラチャクラのイベント会場に作られた手作りトイレです。(作りたて
を撮影)ビニールシートで一応仕切られています。
男女の区別を付けるために女性トイレには女性の絵を描いて貼ってありましたが、風が強く、すぐになくなってしまいました。
英語とヒンディでの表記もありましたが、字が読めない人が多いためFEMALEと書いてある方からおっさんが立ち上がったりしてびびりました。床に張ってあるビニールシートの下が大穴になっており、便器からそこに排泄物を流し出すしくみ。朝のトイレラッシュが終わる頃、トイレ掃除の仕事の人がバケツに水を汲んできて流していました。(投稿:fkuboさん)
管理者コメント:
これはすさまじいトイレです。一応ビニールシートで覆われているようですが、個室隠蔽率70%なのですね…。


管理番号:IN100015 撮影年: 2001年 撮影地: スピティ
(ダンカールゴンパ)
IN100015
形状: しゃがみこみ式
後処理の方法: 水洗い式
見かけ上の消却方法: 落下式
便座の向き: 手前
扉の個室隠蔽率: 0%
仕切の個室隠蔽率: 100%
   
投稿者コメント:
外から丸見えですが、お坊さんは袈裟を着ているため前からみられてもなんの問題もないからとおもわれます。(投稿:fkuboさん)
管理者コメント:
やはりドアのあるなしは民族衣装によって規定されるようです。




■小便器事情
管理番号:IN200006 撮影年: (不明) 撮影地: ブバネーシュワル
IN200006
便器の有無:
形状: その他
(壁当て型(あさがお型)と受けますよ型の中間形態)
   
   
   
   
   
投稿者コメント:
 インドもド田舎になるとほとんどトイレなどなく、コップに1杯の水をもってそこら辺で、というパターンが多いため、公衆便所に遭遇すること自体が感動に値します。フルパワーで自己主張しているインドトイレですが、その奥深さを感じるのは「足置き台」の存在です。開放感と緊張感の微妙なバランス関係を具現化している絶妙のツールと言えるではないでしょうか。
 また、特筆すべきはその受け口の高さでしょう。はっきりいって、これが現地の標準仕様だとすると、彼らの平均身長は180cm前後であると想定されます。それともみんな空中浮遊が可能なのか。いずれにしろ神秘の国であることは間違いなさそうです。(投稿:ののじさん)
管理者コメント:
 ののじ氏はこの形状を「形状:=壁当て型(チューリップ型)+受けますよ型/2」と報告しています。これは後述のロシアのものと酷似しています。つまり壁当て型と受けますよ型の中間形態と言うべきものでしょう。この中間形態に関しての詳細はロシアの項に譲ります。 それにしても、ここまで便器を高く設定しておきながらこの足の幅でしろという足置き台があるというのはののじ氏の言葉の通り、開放感と緊張感の絶妙なバランス感覚を具現化していますね。さすがは仏教発祥の地。まるで禅問答です。


管理番号:IN200007 撮影年: 1998年 撮影地: デリー
(チャンドニーチョウク付近の路上)
IN200007
便器の有無:
形状: その他
   
   
   
   
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 インドの公衆トイレは歩道に突然あります。考え方としては3段階あるようで、まず第1段階は道路脇の溝にめいめいが勝手に用を足す状態。朝早く街を歩くと溝に向かって多くの人々がしゃがんでいるのが観察できます(インドでは男性でもしゃがむ人がいます)。第2段階としては溝の上に仕切りが作られる状態。次のヴァラナシの例が典型例でしょう。道から用を足している後ろ姿は見えてしまうが、用を足す者どうしはお互いの姿を見なくて済むという状態です。そして第3段階はこの第2段階のトイレに道の方から見て見えないように壁が築かれた状態です。サンプル写真がないのが惜しいところですが、通常我々が日本で公衆便所と呼べるレベルのものです。このデリーの例は第2段階から第3段階への移行期の考え方、つまりお互いに用を足す姿を見るのは恥ずかしいが、道行く人から見られるのはきちんとした壁を築くほどでもないという段階のものではないかと思われます。だってしゃがむと丸見えなんだもん。


管理番号:IN200008 撮影年: 1998年 撮影地: ヴァラナシ
(沐浴場近くの路上)
IN200008
便器の有無:
形状: その他
   
   
   
   
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 インド最大の聖地と呼ばれるヴァラナシの沐浴場(ダシャーシュワメードガート)にほど近いところの道ばたに突如ある公衆トイレです。先ほどの例で言う第2段階の典型例です。インドでは公衆トイレの進化についても考えさせられます(^^;)。 写真を見てもわかるようにインドではトイレのことを「Public Convenience 」と呼ぶようです。「公衆便利」。日本語に直しても1文字しか違いません。男性諸君はこの形で構わなければ確かにあちこちにあって便利です。しかし、インドは暑くてたくさん汗をかきますので、朝ホテルで済ませていけばあまり尿意を感じないまま1日過ごしてしまうことも多いです。ただし脱水症状にならないように気を付けて。


管理番号:IN200009 撮影年: 1998年 撮影地: アグラ
(アグラ城)
IN200009
便器の有無:
形状: 壁当て型(あさがお型)
   
   
   
   
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 タージマハルと並ぶアグラの観光地アグラ城の集金トイレ。集金お兄さんがいるだけに清掃も行き届いており清潔でした。しかし、ブバネーシュワルのものもそうですが、インドの小便器は概して位置が高い。背の高さはそんなに変わらないように思うのですが、実際に足の長さが長いのかそれともただの見栄なのか …。日本人が利用するときには便器の下端に触れないように斜め上方に飛ばす必要があります。子供用の高さのあるところもあるにはありますがほとんど見かけません。男性諸君、がんばろう。


管理番号:IN200010 撮影年: 1998年 撮影地: ファテープル・スィークリー
(バス・ターミナル)
IN200010
便器の有無:
形状: その他
   
   
   
   
   
投稿者コメント:
(投稿:管理者)
管理者コメント:
 男性用は前述の第2段階でこれといって変わったところはないのですが、特筆すべきは写真の女性用。うちの嫁さんの協力により撮影されました。一応仕切もドアも個室の隠蔽率を100%保っています。一瞬大便器兼用かとも思ったそうなのですが、溝がゆるやかなスロープで小さな穴に向かって続いているだけなので、大きい方なら確実につまってしまうだろうとの報告です。つまり、これは女性用小便器なのです!インド・ネパールに女性用便器があるという話は聞いたことがありましたが、私の取材の中では初めて出会った女性用小便器でした。いやぁ、嫁さんはもらうもんですね(笑)。