言葉の通じない旅先で、お腹がすいた時はどうするでしょう?食べ物を売っている店先に行き、ほしいものを指さして物欲しそうにすれば、どの国の人でも とりあえず「ああ、この人はきっとこれが食べたいのだな」と思ってくれることでしょう。しかし、トイレに行きたい時はどうでしょうか?公衆便所の場所は食 べ物屋に比べれば限られますし、なにより百貨店やレストランの中でもよおして きた場合、眉間にしわを寄せ、こまった顔を店員に見せても、はて腹痛なのかそ れともお金をなくしてしまったのか、さっぱり通じません。小屋は断言します。 旅行会話において最初に覚えなくてはならないのは「こんにちは」でも「これい くら」でもありません。
「トイレはどこですか。」
なのです。
食べれば出る、この至極当たり前の摂理は誰もが知っているはずなのに、地元グルメの現地発音は載っていても、「トイレはどこですか」が載っている会話 集は半分に満たないのではないでしょうか。
また、日常活動の基本のひとつとも言える重要な排泄行為は自分の生まれ育 った文化に大きく依存するため、この基本が根本から違う文化圏を旅する場合、 多くの人は受け入れるのに大変な精神力が必要となります。
この常設展示「世界のトイレ情報」は、各国語での「トイレ はどこですか」という表現と各国のトイレの写真を紹介しています。今後現地へ向かうであろう人々が覚悟を決める上での一助となれば幸いです。
世界のトイレ情報をお寄せ下さい!特に未掲載の国の情報大歓迎です。皆さんのご協力で充実したサイトにしていければ幸いです。デジカメ等で撮影した画像をそのままアップロードできます!
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